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月刊おぢゃともの休刊につきまして

本日は残念なお知らせをすることになってしまいました。

皆様のご支援を受け、これまで活動してきた「月刊おぢゃとも」ですが、この3月をもって休刊とさせていただくこととなりました。

最大の理由は人材面での不足が顕著になったことです。
おぢゃともは、これまで支援活動として、運営面では多くをメンバーの善意に頼って活動して参りました。メンバーそれぞれが家庭や仕事を抱え、その合間を縫っての活動でしたが、ある一定以上の品質の紙面をつくり上げるため、やはりそれぞれに、多少の無理は抱えての活動でした。

4月以降、それぞれの家庭や仕事における立場も変化する中で、発刊に関わる作業を今後も継続することが難しくなり、休刊という決断をさせていただくことになりました。

少なくとも南三陸町内での配布・取材の面では、資金面を改善し、スタッフを雇用することで、問題を解決できるのではないか、というご助言も多方面から頂きました。しかし、被災地でこのような作業が出来る人材は限られております上に、多くは、すでに何らかの活動を始めており、兼業が難しい状態になっていることが多いようです。特に取材は紙面づくりの核であり、これまでの品質を維持するためには、ある程度の慣れが必要となりますが、そうした経験を積んだ人材を、早急に確保する見込みが立ちませんでした。

また、資金面を増強した際に生じる様々な事務処理に精通した人間が不足していたことも、この方向への展開を妨げる要因となりました。

幸い、南三陸町内の新聞や、その他の印刷媒体は、一部がすでに復旧を果たしており、当誌の創刊当初の状況は改善されています。また、「おぢゃとも」が主要目的としておりました、「慣れない環境で生活をおくる被災者間のコミュニケーションの円滑化」という役割も、仮設住宅への移住が始まってから半年近く経ち、最も必要な時期は過ぎたのではないかと考えております。

とはいえ、まだまだ被災地では不便な状況が続いていることには変わりなく、よりきめ細かい支援が、これからも必要とされている中での休刊は忸怩たるものがあります。また、多くの読者の皆様が楽しみにしてくださっていたこの雜誌を、発展させられなかった点につきましては、
編集長として力の無さを痛感しています。

今後につきましては、3月までは、これまで通り発刊を続ける予定でおります。
その後は発行を休止いたしますが、発行に関わる諸問題の改善が見られ、かつ、おぢゃともを発刊する必要性があると判断致しました際には、再発行を検討する方針でおります。

また、おぢゃともの普及促進にご協力いただいておりました、だんごうお係長はじめ、南三陸水産の社員の皆様には、今後も同町への支援活動の中で、ご協力頂くこともあるかと思っております。おそらく彼らはこれからも変わらず、ふるさとの海の支援に邁進してくださることでしょう。

最後になりましたが、これまでおぢゃともをご支援頂きました愛読者の皆様、サポーターズの皆様、取材にご協力頂きました皆様に心から御礼申し上げます。皆様のお声なくしては、大部分が出版業とは無縁であり、全員が支援活動の素人であるわれわれが、活動をここまで継続することはかないませんでした。本当の意味で、皆様の声で育てていただいた雑誌であると思います。

そして、おぢゃとも活動は休止となっても、われわれはこれからも南三陸町の復興のため、それぞれが、それぞれの長所を生かして力を尽くす所存でおります。どうかみなさまも、復興途上にありますこの町を長い目で見守って下さいますよう、切にお願い申し上げます。

それでは、休刊直前号となります3月号もこれから全力で作成させて頂きますので、ご期待ください。

2012年2月
月刊おぢゃとも編集委員会一同
編集長 須藤洋一

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